2018年チャリティカレンダー
「思い出」
今年のカレンダーのテーマは「思い出」です。
「思い出」は、
昔のこと、最近のこと、良いこと、悪いこと、
過去だけのものでなく、
私たちのエネルギーになり、未来への希望につながるものでもあります。
「世界のこどもたちはどんな思い出を持っているのでしょうか?」
2018年 「思い出」おもいで
表紙の絵 「イードのときみんなで見た空」
1月の絵 「山の陸地」
2018年チャリティカレンダー
1月の絵 「山の陸地」
作者名・年齢・性別
Reaksmey Seymany・12歳・女の子
国名・施設名
カンボジア・愛センター
絵を描いた理由
森の景色が好き。森の多くのことが私を幸せにしてくれるから森を見に行きたい。それらの写真を撮るのが好き。
作者からのメッセージ
見てくれてありがとう。あなたが幸せになることを願っています。
選考者
尾木直樹さん(教育評論家)
選考コメント
色使いも明るく、人間的なあたたかさが漂っていて描き手の思いが伝わってくる。
2月の絵 「私」
2018年チャリティカレンダー
2月の絵 「私」
作者名・年齢・性別
Felistus Mvula・13歳・女の子
国名・施設名
ザンビア・Zambia Children New Life Center [ZaNelic]
絵を描いた理由
料理をすることと本を読むことが好きです。
作者からのメッセージ
こんにちは。あなたが元気であることを祈っています。
選考者
伊達みきおさん(サンドウィッチマン・お笑い芸人)
選考コメント
自分が描いたら、この絵の感じになりそうなのでシンパシーを感じた。
3月の絵 「大切な思い出」
2018年チャリティカレンダー
3月の絵 「大切な思い出」
作者名・年齢・性別
Kalsang Dolkar・15歳・女の子
国名・施設名
インド(チベット)・Tibetan Children`s Villages[TCV]
絵を描いた理由
母と訪れたことが思い出。誕生日に両親が多くのプレゼントをくれてそれから母が私に滝を見せるために連れて行ってくれたから。
作者からのメッセージ
両親と楽しみ続けてください。
選考者
東北楽天ゴールデンイーグルス(プロ野球球団)
選考コメント
色彩豊かに描かれており、良い思い出として記憶に残っている様子が、印象に残りました。私たちも、日々の思い出や、夢を持つ大切さを改めて感じることが出来ました。
4月の絵 「凧あげ」
2018年チャリティカレンダー
4月の絵 「凧あげ」
作者名・年齢・性別
Kamang Sedaya・16歳・男の子
国名・施設名
インドネシア・子どもたちの希望の家
絵を描いた理由
僕は友だちと凧あげをするのが好きです。
作者からのメッセージ
-
選考者
平瀬智行さん(プロサッカーチームベガルタ仙台・アンバサダー)
選考コメント
凧あげを楽しんでいる様子、場の雰囲気がよく伝わってくるからです。
5月の絵 「森」
2018年チャリティカレンダー
5月の絵 「森」
作者名・年齢・性別
Sokunneary・13歳・女の子
国名・施設名
カンボジア・愛センター
絵を描いた理由
森が好きで森と動物を守りたい。
作者からのメッセージ
-
選考者
イルカさん(シンガーソングライター・IUCN国際自然保護連合親善大使・絵本作家)
選考コメント
「守りたい」と思う心、誰の中にもあるけれど。それを自分以外の物たちに向けたとき、もっともっと輝くものになるね。
6月の絵 「無題」
2018年チャリティカレンダー
6月の絵 「無題」
作者名・年齢・性別
Kadack Timothius・10歳・男の子
国名・施設名
インドネシア・子どもたちの希望の家
絵を描いた理由
僕はいつも友だちと勉強しています。
作者からのメッセージ
-
選考者
富澤たけしさん(お笑い芸人・サンドウィッチマン)
選考コメント
外で勉強しているというのが印象的でした。
7月の絵 「叔母の家」
2018年チャリティカレンダー
7月の絵 「叔母の家」
作者名・年齢・性別
Heng Kimcheng・13歳・女の子
国名・施設名
カンボジア・愛センター
絵を描いた理由
この家が好きで、家族と一緒に行き新鮮な空気をもらった。
作者からのメッセージ
絵を見てくれてありがとう。悪いところがあったら教えてください。
選考者
熊谷陽菜さん(国際支援活動Traiangle代表:「学生にも身近にできる国際支援をしよう!」ということを目的として活動しています。)
選考コメント
作者の子の現在の生活が詳しく書かれており、家族と一緒にいる時間があまりないと書かれています。そんな中でも、この家が好きで家族のことも大好きである気持ちがこの絵から伝わってきたからです。さらに、色使いがきれいでとてもいいなと思いました。
8月の絵 「読書は楽しい」
2018年チャリティカレンダー
8月の絵 「読書は楽しい」
作者名・年齢・性別
Karma Samten Chogyal・14歳・男の子
国名・施設名
インド(チベット)・Tibetan Children`s Villages[TCV]
絵を描いた理由
読書が好きでお気に入りの本を読んでいるときはとても幸せ。
作者からのメッセージ
-
選考者
きむらゆういちさん(絵本童話作家)
選考コメント
本を読んでいる子どもの様子が本当に幸せそうに描かれていた。
9月の絵 「大切な思い出」
2018年チャリティカレンダー
9月の絵 「大切な思い出」
作者名・年齢・性別
Tenzin Lhadon・16歳・女の子
国名・施設名
インド(チベット)・Tibetan Children`s Villages[TCV]
絵を描いた理由
最も思い出深い思い出はカメラが撮影することだから。
作者からのメッセージ
多くの思い出を残して思い出深く生きてください。
選考者
熱海市立熱海中学校
選考コメント
カメラと思い出が描かれていて懐かしい感じがするから。たくさんの幸せな思い出が一生消えないようにという思いが伝わってきたから。
10月の絵 「学校への帰り道」
2018年チャリティカレンダー
10月の絵 「学校への帰り道」
作者名・年齢・性別
Tenzin Kunga・13歳・男の子
国名・施設名
インド(チベット)・Tibetan Children`s Villages[TCV]
絵を描いた理由
学校への帰り道、川やヤクを見てまた学校の友だちと会えると思うとうれしくなったから。
作者からのメッセージ
旅をすれば多くの思い出を作れるよ。
選考者
榎木孝明さん(俳優業)
選考コメント
生まれ故郷のチベットからインドに来て、生活習慣も変わって大変だったでしょう。私もチベットには4回行って、その山々を懐かしく思い出し選びました。
11月の絵 「学生は学校に行く」
2018年チャリティカレンダー
11月の絵 「学生は学校に行く」
作者名・年齢・性別
Prak Creychan Leap・10歳・女の子
国名・施設名
カンボジア・愛センター
絵を描いた理由
勉強が好きで勉強しているときは幸せ。将来仕事得られますように。
作者からのメッセージ
絵を見てくれてありがとう。私の絵はどうかな。
選考者
井上博さん(知的障害のある人の社会参加や地域での生活を応援する活動を行っています。)
選考コメント
学校に行くことはあたりまえという私たちの生活、あたりまえのことが子どもたちの夢や希望の実現に大きな役割があることを感じることが出来ました。
12月の絵 「叔母にもらったかわいらしいかばん」
2018年チャリティカレンダー
12月の絵 「叔母にもらったかわいらしいかばん」
作者名・年齢・性別
Soriya Chandareaksmey・12歳・女の子
国名・施設名
カンボジア・愛センター
絵を描いた理由
私の叔母が初めてくれた贈り物で大好きだから。
作者からのメッセージ
絵を見てくれてありがとう。よくない色使いがあったら教えて。
選考者
中島康志さん(ドライルド・マクドナルド・ハウスせんだいマネージャー:病気と闘う子どもたちとその家族を支える滞在施設)
選考コメント
描かれた女の子の笑顔とワクワクした雰囲気が明るくてとても良いから。
2018年チャリティカレンダー「思い出」
みなさん楽しんでいただけましたか?
こどもたちの描く「思い出」から、
彼らの生活、彼らの人生の一端を知ることができます。
知ることが私たちにできる最初の一歩です。
このカレンダーを通して、懸命に生きているこどもたちのことをより多くの人に感じ取ってもらえたら幸いです。
それでは引き続き、
ワールドチルドレン芸術祭をよろしくお願いいたします。
子どもたちが楽しい思い出を作って暮らしていけるように。
ワールドチルドレン芸術祭・実行委員会一同
2018年チャリティカレンダー製作にご協力いただいた皆さま
協賛企業の皆さま
-
EMネット千葉
翻訳
東北福祉大学 ブライアン・スターキー先生
デザイン・校正
ハリウコミュニケーションズ株式会社
絵の選考者